ひな祭りですね〜。
去年なにを書いたかといいますと、
ゴミ捨て場から雛人形を拾ってきた、わが母上の話をしました。
↓去年のﾌﾞﾛｸﾞ。
http://d.hatena.ne.jp/k9352009/20100303/1267583774
今日は、その後の母上に驚かされた思い出を．．．．。
すっかり、ガラクタ集めにこりだした母上。
一時、着物にはまった時がありました。
しかもただの着物じゃなくって、中古の花嫁衣裳！！
それはそれは、こんな着物だれがきるの？？
という派手な刺繍をした着物で、あまりの人気のなさに、
安く売り出していたものに違いない！と、思わせるものばかりです。
でもまあ、壊れた茶碗よりましかな〜などと、思っておりました。
母は、今は会津に住んでいるんですが、前は、私達のいる家に住んでいました。
母達が引っ越したので、私達が転がり込み、
両親の部屋はそのままにしてあります。
ガラクタは私達の住んでいる郡山で買い込んでいるみたいで、
私達のいない間に買い物をして、自分達の部屋に一時買い込んだものをおき、
私達のいない間に、会津へ持ち帰っていたようです。
ある日．．．．。
いつものごとく、夜遅く帰宅。
その日はダンはまだ帰ってきていませんでした。
暗闇のなか、玄関のかぎをあけ、
玄関の電気をつけ、すぐ脇にある居間の戸をあけました。
すると．．．．．、薄暗い居間の真ん中に．．．．、
着物らしきものをきた女性が！！
思わず大声を！！！
しかし、その女性はぴくりとも動きません！！
どうやら．．．．．
生きた人間ではないよう〜！？？？？
私は、しばらくどうしようか悩みましたが、
意を決して、女性と目をあわさないように、壁づたいに移動し、
居間のスイッチを入れました。
びくびくしながらゆっくり振り返ると、
な、なんと、そこには！！！
十二単を着た、茶髪のマネキンが！！！
思いあたるのはあの人しかいません！！
涙ちょちょぎれそうになりながら、
携帯をだして、母上に電話を！！
母上： 「あら〜？帰ってきたの？？？
十二単きれいでしょ♪」
おく： 「なにいってんのよ〜！！！」
と、どんだけ怖かったかを、息せき切って話したんですが、
「悪かったわね〜♪」と、さほど悪びれもせず、
母上； 「だって、重かったのよ〜。やっと居間にいれたんだから。
悪いけど、私の部屋に入れといてね。ガチャ！」
と、先に切られてれてしまいました。
しかたなく、十二単きたマネキンを持ち上げ、
隣の両親の部屋へ．．．．．。
でも、隣にあのマネキンがいるかと思うとなにやら気持ちわるく、
ダンが帰ってくるまで、落ち着かなかったです(w＿−； ｳｩ･･ 。
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それから、マネキンは、
１ヶ月ほど、隣の部屋にいたみたいなんですが、
いつの間にやらいなくなりました。
もちろん、勝手にいなくなったわけでなく、
その次の正月に、両親の家にいった時、
趣味の悪い内掛けを着て立ってました。
どうやら、知り合いに自慢げに着物を見せてるみたいです。
しかし、なんか変．．．．．．？？
おく： 「これ．．．．なんかへんじゃない？」
母上： 「実はカツラがなくなっちゃってさ〜。
かわりに、私のを．．．．．。」
よくみると、へんな髪型と思った頭には、
母上の足が出ていたと思われる、穴が２つある．．．．．。
マネキンも、いい迷惑よね〜。
