立ちごけなんて、数えられないぐらいやっている。
その中でも忘れられない立ちゴケっていうのがいくつかある。
2007年 6月。
大型免許を取って、次のバイクをCB750ときめた頃の話。
その頃乗っていたのは、白いホーネット250。
このホーネットは、4年ぐらいだったけどとても大事に乗っていて、
立ちごけなんて、一度もしたことがない!!
でもそれもあとわずかで、お別れ。
あと何回ツーにいけるかわからない。
ある金曜日。
明日の土曜日は絶対のるぞと心にきめ、残業で終わらなかった仕事を家に持ち込み、夜中やろうと思ったが、寝てしまった。
しかたなく次の日の土曜日は、臨時出勤することに。
でも、天気もいいし...これは、、ホーちゃんと出勤しっちゃいますか?
と、会社にうきうきとバイクで行くことに。
問題は、前の日会社から持ち込んだ書類。
バッグに入れるには、量が多い。
しかたなく、バイクの後ろにつける。
(ま、そんなに重くもないし、大丈夫でしょう♪)
自宅から、会社までは約30分。
でも道路も込んでなかったので20分ぐらいで会社の正門前に到着した。
正門の内側には、守衛所があり、守衛のおじさんが立っている。
2輪の置く場所は、正門の内側の会社敷地内にあり、敷地内はバイクをひいていかなくてはいけない。
私は、ホーネットを正門のぎりぎりのとこで止めた。
顔見知りの、守衛のおじさんがこっちを見ている(ような気がする....)。
(ここで、もたついちゃだめよね〜。)
颯爽とバイクからおり、おじさんにいいとこみせなくちゃ♪
普通は、サイドスタンドを立てて、降りるんだけど、降りたあとも押してかなくちゃいけない。
それになんと行っても、颯爽としてない!!
ということで、スタンドをたてずにこのまま降りることに。
ついつい、書類を後ろにつけていたことを忘れ、書類に足をひっかっけてしまった。
わずかに傾いたホーちゃんは、異常に重くて、片足立ちの私には支えることはできませんでした。
ホーねとぉ〜!!!
いままで無傷だったのに〜!!あともう少しでお別れだったのに〜!!
しかし、ここで感傷に浸ってる場合ではありません。
守衛のおじさんが心配して近寄ってきました。
余裕ですよ〜みたいな顔をして、何食わぬ顔をして、バイクをたてようと思ったけど、できんかった!!
おじ: 「ど〜れ〜。おれ、やってやっからぁ〜。」
といって、守衛のおじさんがバイクをたててくれました。
おじ: 「バイク、だいじょ〜ぶがい?」
といわれ、クラッチレバーがひん曲がってたけど、
おく: 「あ、これぐらいなら全然平気です。(; ̄ー ̄A アセアセ・・・」
と、顔引きつらせ、お礼をいってバイクを、2輪用駐車場へひいて行った。
バイクを止めて、良く見ると、クラッチレバーのほかに、ギアペダルもバイクの本体にそってまがってる!!
おく: 「ぎょえ〜!!ギアチェンジできるの!?」
と、2輪駐車場でひとり、騒ぎながら、ギアペダルを下に落とすと、ローに入った感触。
おく: 「なんだ〜。大丈夫じゃない〜。」
と思いつつ、今度は上に上げてみると、
ん?...上に上がらない!?
あわてて、ペダルを良く見ると、
きれいにまがったペダルは上に上げるとバイクの本体にぶつかっている( ̄▽ ̄;)!!ガーン!!
おく: 「どうしよ....( ̄_ ̄ i)タラー。」
ローならば、とりあえず帰れるんじゃないかとか、いやいやこのままここにおいて、
バイク屋さん呼んで、ドナドナしちゃおうとかいろいろ考えた。
そういえば、職場に工具があったはずと思い出し、使えそうなものを探しに。
こうなったら、仕事なんてどうでもいい!!
で、L字にまがったくぎ抜き(?)が使えそうだったので、それをもち、再び駐車場へ。
なんとかバイクに傷をすこしつけつつ、ペダルの曲がりをちょっとだけ元に戻したが、やはり上に上がらない。
おく; 「これは元から壊しちゃったのか!!」
と、真っ青になっていたら、
おく: 「あれ?まてよ????」
なんか、ちょこっとだけ、ひらめきが.......。
あっち向いたクラッチレバーを握り、ギアペダルを足で上げてみると、
かつかつっとあがった!!!
.......(T-T*)フフフ…
こうして、私の休日は終わったのでした....。
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え〜。
多分これは、大型とって、一ヶ月もたってなかったかな?
ギアは、クラッチレバー握って変えるなんて....
マニュアルの常識よね〜。
常識すぎて、気がつかなかったんだよ〜!!