ダンは、バイクをピッカピカに磨きます。
もちろん自分のゼファーだけではなく、私のCB750も一緒にピカピカにします。
ある休日の昼下がり、ダンがいつものようにバイクを磨いていると、
ダン:「おくさん。ちょっと。」
と私を呼びました。
おくさん:「なあに?」
と、外にでると、
ダン:「これ。」
ちょっと強声のダンの指さした方向に、CBのシートにすったような汚れが。
おくさん:「ん?、なにこれ??」
ダン:「降りるとき、おくさんの足がすったんでしょ!!
まったく、気をつけてよね!!」
と、私をにらみつけます。
え〜すってないよと言ったけど、どうみても私の足のすったような汚れ。
すって降りてるつもりないんだけど。
それから、ダンはぶつぶつと文句をいって汚れを落としてました。