ときどき、私のブログに登場してくれた、
バンディット乗りのカミちゃん。
2013年 まるせいピットで初めてお会いしました。
カミちゃんのバイク♪
福島では、なかなか見れない土地名です(^-^)
そのカミちゃんが、この2月、
再び転勤で福島を離れることに。
↓カミちゃんのブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/cav16970/38502148.html
バイクでは多くの出会いがありましたが、
別れもありますね〜。
ある日、nanaさんからメッセージが。
福島のものをいろいろ思い浮かんだけど、
すぐに決めたものが。
この焼き物には、小さい頃の思い出があります。
母の会津の実家の茶箪笥の中にあった湯呑・・・・、
それは、2重になっていて、
ハート型の穴があいててるけど、内側には穴が空いてない。
駆ける馬の絵が書いてある、落ち着いた緑色の焼き物。
子供ながらに、きっと有名な焼き物なんだろうな〜って思ってたら、
それが、福島の大堀相馬焼としって、
って、ちょっと誇らしくも思いました♪
しかし、あの原発事故が。
大堀相馬焼は、原発から10kの地域の浪江町で焼かれていますが、
町のほぼ全域が警戒区域に指定されています。
原発周辺を拡大。
その大堀相馬焼のひとつが、
まるせい果樹園の近くで再開しました。
大堀相馬焼窯元 近徳 京月窯
紹介しているページ
http://yumesoso.jp/yutadosa/archives/7059.html
震災の年にここで再開したというのは知ってたんですけどね〜。
なかなかおじゃまできず、いままで(^_^;)
今回はしっかりした目的がありますので、行ってみました。
お店というより、大きな農家の家。
実際、もともと農家の家だったそうです。
出迎えてくれたのが、窯主の近藤さん
女性の窯主さんなんですね〜。
天井が高いと、落ち着きます♪
焼き物を見せてもらいました。
駆ける馬は、相馬焼の特徴です。
そして、二重焼。
これは、内側と外側を別々に作って、
あとでくっつけるそうです。
二重になってるので、お湯の熱さが手に伝わらず、
お湯も冷めにくい。
昔の方の知恵ですね〜〜。
全国的にみても、この焼き方をしているのは大堀相馬焼きだけと言われています。
使うときは、ちょっとだけ注意が。
洗い終わったら、中に水がたまらないように、
そのままおいとけばいいのです。
こちらは、京月窯の定番デザイン。
ふちが緩やかなカーブを描いて合わさっています。
色あいも柔らかいですね〜〜♪
この壺には、馬が9頭。
「うまくいく」の縁起物です。
それと、ひび割れも相馬焼の特徴。
お酒もいいけど、カミちゃん飲まないんだよな〜(^_^;)
こんなランプシェードも。
柔らかいひかりです。
記念品。
ひとつはきめました。
(ダンボールの上ですみません( ̄▽ ̄;))
駆ける馬と、
持ち手があるといいな〜って思ったんですけどね〜〜。
あまり需要がないとのことでした。
毎日使えるものがいいかな〜と。
この白いうわぐすりは、ワラを焼いてつくるそうで、
相馬焼の手法のひとつだそうです。
本来は、浪江町で採れたワラでつくっていたそうなんですけどね〜。
今はつかえませんので、他の土地でとれたワラを使っています。
とりあえず、最初は見学だけ(^_^;)
コーヒーとお菓子を頂いちゃいました。( ̄▽ ̄;)
前にちょっと紹介した、苺大福。
ここで、頂いたものだったんです。
コーヒーを頂きながら、いろんな話を。
多くの避難されている方の話を伺いましたが、
どの話も、驚かされる話ばかり。
みなさん、それぞれに苦労をされています。
同じ話はひとつとない。
それでも、みなさん一様に明るいのが、
救いになります。
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その後、記念品を決めるのに、
まるおくさんとも、一緒に窯へ。
この時、カミちゃんへの記念品をきめました。
駆ける馬と七風神のカップと、
これぞ相馬焼!とすぐわかる、2重焼の湯呑です。
右側の湯呑。
昔ながらの大堀相馬焼のデザインです。
まるおくさんは、りんごのランプシェードもお買い上げ〜〜( ̄▽ ̄;)
文字を入れてもらったので、
別の日に、ダンと一緒に受け取りに。
ダンはぐい呑をお買い上げ〜♪
ちっちゃいけど、相馬焼の特徴がしっかりでてます。
実は、nanaさんも一人でおじゃましてたそうで。
みんなで決めさせてもらいました。
カミちゃんは震災後に福島へ。
バイクイベントや、ツーリング、
新地のビーチクリーンにも参加してくれました。
郡山に住んでいたカミちゃんは、
大堀相馬焼は、あまり馴染みはなかったと思いますが、
震災の影響を受け、
故郷を去るしかなかったこの焼き物は、
今の福島の姿でもあります。
この時期に福島を経験したカミちゃんに、
今の福島をわすれてほしくないという想いと、
新しい土地で、この焼き物を見ながら、
福島の話をしてほしいという、
私たちの願いでもあります。
カミちゃん、いままでありがとう〜〜♪
でも、週末は福島であいましょうね〜〜(* ̄∇ ̄*)フッ
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