「なんですとぉぉぉぉぉぉ!」
で、終わった 前編 の続きです。
ここから、話は長いです。
わかりやすくするため、時系列で進めます。
<16時10分>
暑さとショックによる、かる〜い目まいを感じながら、
これからど〜する?? を、ぶつぶつつぶやく.....。
この距離なら、家へ帰るという道もある...。名誉ある撤退!!
しかぁ〜し!!
出発するときお隣さんに、いかにもこれからキャンプですっていう笑顔で挨拶しちゃったし...。
ここは、別のキャンプ場を探すしかないでしょう!!
ダン、しばし地図を見つめる....。
近くに青少年野営場というのがあり、キャンプができそうです。
しかし場所はここからさらに山側のため、夕食の買出しをしていく必要があります。
A地点(地図参照)付近を、再び迷走....、
しかし、買い物できそうな場所が全くない!!
<16時45分>
地元の方に聞くと、B地点にスーパーがあるといます。
悩んでいる間も惜しんで、B地点まで。
<17時15分>
B地点のスーパーで、お肉と野菜などなど買い込みます。
そして、新たなキャンプ場目指して走ります。
しかし、ここでも、曲がるところを見逃す!!
今回....、教習所以来ではないかと思われるほど、Uターンをしました。
<17時55分>
バイクを止めて、管理施設の扉を開けようとすると、鍵がぁ!!!!
ま、まさか、やってない??
またこれから迷走するのかと思った瞬間、中から人が.....。
おく: (よかった〜\(*T▽T*)/ワーイ♪。)
そして、キャンプしたい旨話すと、管理人らしき人....
管理: 「...ここ、予約制なんですよね。」
ダン、粘る!!!
ダン: 「え〜と、あいてないんですか? 今からでは止まれないんですかね?」
管理: 「空いているんですが.....。
申し訳ないのですが、私は夜、ここにいるだけで...。
5時15分までだったら、担当もいたのでなんとかなったかも知れないのですが......。」
な、なんと!!ここにきて、キャンプ場から宿泊拒否!!!
こおらぁ〜、(▼O▼メ) ナメトンノカーー!!
なんちゅうぬるい営業やっとんじゃあ!!
客がいるのに追い返すとは!!
完全な民間だったら、ぎゅうぎゅうずめにしても、金とるど!!!
(行政法人関係者の方いたらごめんなさい。無計画な私達がいけないんです....。)
いままでの疲れがどっと......。
ダン: 「では、近くにキャンプ場ないですか?」
管理: 「そうね〜。近くには...ないかな?」
おく: (あう......(T△T)。)
もう、これまでかと思ったその時、
管理: 「...駐車場ならいいですよ。」
ダン: 「え?」
管理: 「向こうの駐車場でよければ、キャンプ...いいですよ。ただ、直火はできませんが。」
な、なんと、お金を取るキャンプ場はだめだけど、
ただの駐車場だったらキャンプしてもいいとおっしゃいます!!
さすが、お役所仕事!!!
(あれ?使い方違う????)
おじさんが、天使にみえます!!!
もう、ここで断わる理由がありません。
駐車場でキャンプさせてもらうことに!!
貸切〜。
水道もトイレも管理棟の下にあり、24時間開いてます。
助かりました〜。
整備されたキャンプ場もいいけど、だれもいない静かな駐車場もいいんじゃない〜?
いろいろあったけど、結果よければ全てよしと胸をなでおろしました。
この頃、すこし雨が。
<19時頃>
やっとみつけたスーパーで買ったお肉と野菜を焼きます。
こういうところで食べるお肉の味はまた格別です。
レタスに、塩を振ってたべました。
お酒をいただきながら(私は水)、
ラジオからは、聞いたことのないクラッシック....。いい気分です♪
<21時頃>
そろそろ、休みましょうとテントの中へ。
テントの中では、小雨の雨音...。
これ以上強く振らないといいなぁ〜と思いながら、すぐ就寝。
27日
<03時頃>
テントに打ち付ける雨音で、目が覚めました。
外はすごい雨。かなりの雨が降ってるみたいです。
その雨音に混じって、テント内に落ちる水滴の音が.....。
おく: (あれ?ま、まさか雨漏り???)
と、思いましたがテントの内側を触っても、濡れてる様子はありません。
どこだろうと探すと、テントの入り口の網から水が落ちてくる!!
どうやら、テントではなく、タ−プが水を吸ってちょうどくぼんだ場所が、テントの上になり、
そこから水が滴っているみたいです。
テントから顔をだし、タ−プの下に引いたシートをみると、そこは水面!!!
この暗闇と、雨ではどうしようもありません。
とりあえず、水滴がしたたる場所の下にタオルをおき、
このまま明るくなるのを待つことに。
明日の朝も雨だったら.....、
食事やテントの片付けはどうしたらいいんだろう....
繊細な私は、心配と大きな雨音で眠れないのではと思いつつ....、爆睡。
<6時頃>
それはもう〜、思いががけすよく眠れて、起床。
ラッキーなことに、雨はやんだようです。
テントから再び顔を出すと、水面は相変わらず......。
とりあえず、あるくところから、タオルで水を吸い取っていきます。
濡れがひどいのは、雨が振り込んだシートの隅と、タープが弛んだ真ん中辺。
濡れたのはほとんど、問題ないものばかりだったのですが、
隅に置いたヘルメットが、シートの溜まった水を中のスポンジが吸い取ってびしょびしょ。
同じように端においたブーツは、買い物袋をかぶせていたので無事でした。
<6時30分>
やっと、落ち着いて高原の朝の空気をすいました。
<7時頃>
朝食の準備。
ロールパン、ウィンナー、レタスにカップスープを頂きました。
よく眠れた日の、高原の朝食は最高です♪
それから、周辺を散歩したり、写真とったり....。
いつものキャンプのように、まったりした時間をすごしました。
<8時30分>
テントを撤去開始。
テント、タープはもちろん、びしょぬれですが、
シェラフ、エアーマットも濡れた足で入ったりしたため、所々濡れてます。
家で乾かすしかありませんね。
テントに引っ付いてたカタツムリには、引越しをして頂きました。
バイクに乗って、スタートするとおじさんが外に出て、見送ってくれました。
おじさん...駐車場に泊めてくれてありがとう!!!
でも、管理棟の下だったら、雨も防げたかもね〜!!
以上、「北海道行く前に、雨の中やっちゃおうぜ、キャンプ!!」は終わりです。
この後、雨も降らなかったので、近くの観光地をうろうろしたのですが、それはまた別の機会に....。
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帰り道にて。
今回、予定通りに雨の中のキャンプができたのですが、
古いせいもありタープに水がしみて、大変でした。
防水スプレーでもしてたらもうちょっと違ったのかも?
それとも、あれだけ降ると、やっぱりだめなのかしら???
ただ、ラッキーだったのが、一番雨がひどかったのが就寝中だったってことですかね?
テントの設営、撤去の時、雨が降っていたら悲惨でした。
ということで.......、
この結果を踏まえ.....、
今回の北海道ツー......、
キャンプを断念!!!!
北海道での、すばらしい体験を夢みて、キャンプを思い立った私達でしたが、
もし、雨が降ったらやっぱり過酷!!
そして、この時期の北海道....雨にあわなかった事がありません!!
もう若くない私達には、バイクの走りに影響がでそうです。
ということで、これから宿を探します。
ライダーハウスもいいかも?
あれ?いつのまにかツーリング部門1位になってる。
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